この記事における女性から男性へのセックスアピールは、「いつもは彼主導」という文脈から''相互的な信頼関係が構築されていて二者間のルール、ボーダーラインを理解した上で行為がパターン化している前提で行われるもの'' だと思われます。しかし、相手と十分なコミュニケーションを取らないまま「囲い込む」「逃げられないような状況に追い込む」ことは完璧に性的同意を取ったとは言えないので相手が実は乗り気でなかったなどのリスクがあります。カップルであっても夫婦であっても、自分がしたいから相手もしたいとは限らないのです。パートナーに大胆に誘われたからといって避妊が必要かどうかの確認を怠って感情的に行為に及んだり、行為の責任を相手だけに課すことがあってはいけません。性別問わず、お互いのアクションひとつひとつに思いやりと意思確認が必要です。