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今回のサイクルで半導体銘柄はいつ頃ピークを迎えると思いますか?

2022年前半と予想します。ただその後の「谷」はさほど深くないと思います。以下、僕の勝手な思い込み(笑) 半導体産業は3-5年を周期に好不況の波を繰り返す——というのがシリコンサイクルの基本認識ですが、これがここ数年、必ずしも当てはまらなくなっています。いわゆる「スーパーサイクル」です。 スーパーサイクルは産業構造の変化に伴って半導体需要が増え続け、本来あるはずの「谷」を乗り越えて好況が続くことをさします。近年では2017年⇒2018年で発生しました。 本来のシリコンサイクルからすれば、今年から2022年にかけて「谷」の時期を迎えるはずです。しかし、需要増が続いているのに加え、「半導体製造装置の製造にすら支障をきたす」という前代未聞の半導体不足が、状況を複雑にしています。 SEMIは、2021年の半導体製造装置市場(世界)は4.3%の拡大と予想していますが、2022年はさらにペースを上げ、5.9%増を見込んでいます。2020年⇒2022年にかけて再びスーパーサイクルが発生しているのです。 このため製造装置や半導体製造前工程のメーカーが強気になっており、優位に値上げ交渉などを続けています。これはSEMIの予測以上の市場規模拡大をもたらす可能性さえあります。 これに加え、先に触れた半導体不足から、需要の後ろ倒しや受注残高の高止まりなどが発生、需給はタイトなまま2022年に向かう可能性が高いです。 これが一服するのが、半導体製造能力の増強が生産拡大につながる2023年ではないでしょうか。とすると、半導体メーカーのガイダンスなどから半導体株の上昇の一区切りが発生するのが2022年後半。だから2022年前半が株価上の(いったんの)ピークになると考えます。 ただ、シリコンサイクルの波(調整)についてですが、2023年と予想した「谷」も、Iさまざまな半導体需要の拡大によってごく短期間に終わり、再びスーパーサイクルが発生する可能性が高いと思っています。そうすれば、株価はさらに一段高くなると思われます。 というようなシナリオを僕は描いてます。それで半導体株を長期で握り締める戦略に出ているわけです( ^ω^) あっ、これは最初に書いたように、あくまで僕の描いた勝手なストーリー。予想というより願望です。当たるかどうかの保証はありませんからね。。。(;^ω^) もっと緻密な予想は半導体業界の方に聞いてくださいm(_ _)m

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