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初めまして。紫外線吸収剤はすぐに光分解して肌に良くないからノンケミカルが良いと言われたのですが本当ですか?
本当だとしたらそんなものを売ってるメーカーは詐欺じゃないかと思うんですが。

質問ありがとうございます! 光劣化に関してはしやすいものとほとんどしないものがあります。 例えば日本で最近良く使われる三種の神器 ・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(OMC) ・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(DHHB) ・ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(BEMT) ですが、OMC以外はほぼ光劣化しない吸収剤として使われています。 OMCも単独では光劣化が起こるものの、他の2つの吸収剤と組み合わせることで光劣化を抑えることができます。 これにより日焼け止めを付けている時間程度で光劣化による紫外線防御効果の低下は起こりません。その前に汗や摩擦で取れてしまいます。 従って日本の日焼け止めにおいては光劣化を心配する必要は0に近いと思ってください。 一方、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(通称アボベンゾン)が配合されている海外品には注意が必要です。 アボベンゾン✕OMCは特に最悪で、30分〜1時間で1割〜2割程度まで防御効果が減少します。 日焼け止めは紫外線から肌を守ることを使命に作られるので、10%まで効果の落ちた日焼け止めはゴミです。産廃です。 日本の日焼け止めに関しては、アボベンゾンは絶滅危惧種になっています。使っていても錯体による安定化技術を盛り込んでいると思われます。 なので安心して使ってください!

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