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周囲のボンボンな家庭は次男がグレる傾向があります。常に出来の良い兄貴と比べられる事で劣等感を感じる様で。佐藤さんの言われる「誰からも理解してくれない」という要素があるのかもしれませんね

それはありますね。子どもの「グレる」という行為は親のストレスに対するストレス発散の手段なので、次男さんは自分がグレたことを親から否定されて、さらにストレスが増えていくのだろうと思います。 ここからは私の児童心理司としての個人的な見解ですので、余談ですが、このケースの場合、親が子どもの「子どもの本心や本音を理解できていない」というのは次男だけにかぎらず、長男に対しても(根本的な部分では)ほとんど同じなので、親御さんが長男さんの抱えているストレスに気づかずに、大人になってから心が折れてしまったり、心が壊れてしまうのは長男のほうだったりしますよね。 次男さんのほうは子どものうちから『親のストレスを外に発散できている』ということで、案外《自己の確立》が進んでいるのは次男さんのほうで、長男さんのほうが、“親の思い描く理想の子どもを演じよう”ということに自分の労力を割いていますので、長男さんのほうが《自己の確立》ができていなかったりすることもあります。 これが結果的に、長男さんが、大人になってから心が折れてしまったり、心が壊れてしまうという要因になったりもするのですが…

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