
カーターの姓がシェルビウスであると確定はしていません。ただ、複数のテキストからその可能性が高いと推測されています。 まず、シェルビウス(Scherbius)はドイツ語の姓であり、おそらく暗号機エニグマを発明したアルトゥール・シェルビウスが元ネタでしょう。このため、シェルビウスは名ではなく姓であると思われます。 自然哲学学院の「古い日誌」には「…今は若き天才ってやつが多すぎないか?学院長はうれしそうだが、我々一般人の気持ちも少しは考えてほしい…みんながシェルビウスみたいにぼけっとしているわけだはないのだから…」という記述があります。 これはアランに加えてルネとジェイコブが入学したことについて語っているものと思われますが、シェルビウスは彼らとは違って「ぼけっとしている」と書かれています。アランやカーター自身の日誌、またルネの不思議な本のページ・4(アランの助手は大したことはないし、バカだ)や5(カーターの科学的思考力はそう高くない)などから、カーターはアランたちのような天才ではなかったことが伺えます。 カーターの日誌にある「…彼が研究資源を独占しすぎているからか、陰で色々文句を言われているようだ。でもみんなは僕より賢いのだから、仲良くすべきだ」と言う意見は、天才が沢山入学することに対して「ぼけっとしている」と思われた原因かもしれません。 また、図鑑の説明文によれば「攻堅特化型マシナリー」は「初期に設計・製造された新式クロックワーク・マシナリーの一つ」で、「名前は発明者の友人を記念して付けられたもの」とされています。 一方、「制圧特化型マシナリー」の説明文では「『シェルビウス式』に基づいて調整されたクロックワーク・マシナリー」と書かれています。二つのマシナリーの類似から、発明者の友人を記念して付けられた名前が「シェルビウス式」なのではないかと思います。カーターはクロックワーク・マシナリーの発明者アラン・ギヨタンの友人であり、シェルビウスが彼の姓である可能性は高いと考えられます。 この二つの言及より、カーターの姓がシェルビウスであると推測されています。しかし、現時点では未だ事実として確定されていません。
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