こんばんは。 体調はいかがですか。 色々とお伝えしたくて長文になってしまいましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。 主任試験合格で後期異動の待機１年目で激務、しかも畑違いの部署に異動して毎日26時までと土日も働かれているとのこと、まずはご自身の心身の状態を第一優先に考えて行動をしてください。 通常の異動と公募についてはお調べになったとおりだろうと私も思います。（おそらく被災地派遣も同じではないかと推測します。） あとは妊娠すれば産休と年休取得を踏まえて今年度末くらいで休みに入れるとは思いますが、元々のライフプランがあったりしたのではないですか？また、今のような状況で妊娠してつわりを乗り越えられるとは思いません。個人的には妊娠は逃げの一手として使うのではなく、本来であれば喜ぶべき、非常におめでたいことなのですから、配偶者の方ともよく相談して、前向きな気持ちで臨んでほしいと思います。 さて、前置きが長くなりましたが、現在の状況を解決する現実的な手段について言及したいと思います。 まずは、今の状況は耐えられない、無理だということをはっきり意思表示しましょう。 一番に表示すべきは直属の課長です。勇気を出して、このままでは潰れてしまう、業務配分を考慮してほしいと申し出ましょう。 まっとうな課長なら分担の見直しを実施するはずです。あなたと同じ係（担当）全員が同じような労働環境で分担の見直しをしようがない場合や、ポンコツ課長で動きが期待できない場合、課長と関係が悪くて話をしにくい場合など、次は産業医や１庁16階の相談員の方（よくTAIMSにメールが来ていると思います）などに話をしてください。 それだけ超勤をしていたら産業医との強制面接がセッティングされていませんか？ 特に産業医は労働状況がひどい場合は、管理者に「この職員にはこれ以上仕事をさせるな」と命令をすることができます。 産業医から命令が出ているにも関わらず対応しない場合、その課長には人事評価上相当なペナルティ評価になるため、確実に業務量が減ることが期待されます。 こうした意思表示をして、結果的にどのような処遇となるかはあなたの職場の環境次第だと思います。 先に述べたとおり、あなただけが担当の中で突出して超勤が多いのであれば、まずは同じ担当内で事務分担を見直し、あなたの業務量を減らして対応、つまり異動はなしということになるのかなと思います。 一方で同じ担当内はあなたと同じような状況でみんな超勤がひどい状況で、担当内での分担の見直しも難しいとなると、今ほどは忙しくない同じ課内の別の担当に異動させるのが現実的な落としどころかなと思います。 課を超えて異動することが考えられる場合は、課長からパワハラを受けていて課長の元から引き離さないとまずい状況であったりなどの場合だと思います。 つらつらと長く書きましたが、肝に銘じておいてほしいのは、「誰かが助けてくれるのを期待してはいけない、勇気をもって自分で行動しないといけない」ということです。 誰かに迷惑をかけるのではないか、ほかの人はこれくらいの業務をこなせているのに弱音を吐くなんて情けない、使えない職員と評価されてしまうのではないか、自分の経歴に傷がついてしまうのではないか、色々と不安や迷いがあるかとは思いますが、どれもこれも「あなたが潰れてしまうことに比べれば大したことではない」です。 一番大事なのはあなたの心身です。質問からすると配偶者の方もいらっしゃる様子。ちょっとショックなことかもしれませんが、都庁においてあなたがいなくなったとしても必ず誰かがあなたの仕事をやります。そういった意味では代わりはいるんです。でもあなたの配偶者の妻は世界で唯一あなたしかいないのです。 あなたが潰れてしまったら配偶者の方がどれだけ心配するか、悲しませることになるか、冷静に考えて一番大事な人のために行動してください。 そして、少々重複しますが、よほど課長と関係性が悪くない限り、まずは課長に話をしてください。 いきなり産業医など課外に話にいって、あとから課長が現状を知るところになると、「どうしてまず俺に相談してくれないんだ」と本質と関係ないところで課長に悪印象を与え、関係がこじれる可能性があります。 仕事でもそうだと思いますが、結果的に強硬手段を採るしかない状況であっても、いきなり強硬手段に出るのか、それともやるだけのことはやってそれでもまとまらなかったから強硬手段に出るのかでは周囲の印象が段違いです。 しっかりとしたステップを踏み、余計なところで躓かないようにしてください。 ちなみに、私の場合は、上司にパワハラを受けて、潰れかけて、あなたと同じように相談して、別の上司から私の上司に注意してもらってパワハラを止めさせたことがあります。 実は、上に書いたことはその方の受け売りがかなり多いのですが、私は行動するに当たって、色々と悩みがありましたが、その方に背中を押してもらいました。行動してよかったと思っています。 どうかあなたの心身が良くなることをお祈りしています。