J-CASTニュース(2020年9月9日) バンダイスピリッツの広報担当者への取材 「こうした転売に対する今後の対策については、こう言う」 「現在、昨年発表した静岡の生産工場増築を進めており、年内には稼働できそうな見込みになっています。そうなると、生産能力が今の1.4倍に上がります。生産体制を整えた結果、商品がお客さまの手元に届くようになると思います」 https://www.j-cast.com/2020/09/09393815.html?p=all Business Journal(2021年1月29日) BANDAI SPIRITSホビー事業部デピュティゼネラルマネージャーの筒井慶剛氏に聞いたへの取材 「ガンプラ販売数の海外比率は15年は約30％だったものの、16年には40％、現在では50％にもなっている。」 https://news.goo.ne.jp/article/bizjournal/business/bizjournal-bj-205090.html?from=amp_web-article-link ねとらぼ(2021年1月18日) BANDAI SPIRITSへの取材 「海外売上の約8割はアジア地域。またガンプラの年間出荷数は、2006年に722万個だったのが、2016年に1440万個、2020年には約3100万個とやはり伸び続けており、こうした海外での需要拡大にも対応するため、静岡県の「バンダイホビーセンター」では2020年に「新館」もオープン」 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/18/news027.html 経済産業省(2021年6月8日) 「プラモデルの生産、出荷の推移について、数量ベースでみると、2020年３月以降は、多少の上下動はあるものの右肩上がりで推移し、４月と８月にはやや大きめの上昇をみせました。特に、生産は、2020年１０月から2021年１月まで４か月連続で上昇と、今基準（2013年以降）で最も長い連続上昇期間となり、出荷についても2021年４月は指数値１３０.７と、今基準での最高水準となっています」 「生産能力強化の背景には、ガンプラの年間販売額の５割が海外となるなど、世界規模で人気が拡大しているとのことであり、企業動向からは海外輸出も好調のようです」 「貿易統計から、輸出額の推計を行った結果、2012年から毎年、輸出額は順調に伸びており、輸出額が減少した年があったものの、輸出は増加傾向にあるようです。」 https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20210608hitokoto.html B-SIDE経営者のブログ(2021年4月22日) 「ここ最近のバンダイさんのプラモデルは、かなり入荷数がカットされてしまいます」 「人気の新商品だけでなく、再販のHGやMGのキットでさえ、注文数分入荷しない状況です」 https://gamp.ameblo.jp/hobby-shop-b-side/entry-12670077949.html 模型店のホームページ(2021年現在) 「現在、問屋からのガンプラ出荷数が大幅に減っており購入希望が取れるような入荷数じゃない商品が大半となるため再販の購入希望受付を一旦停止させてもらっています」 https://gunpla-beginning.com/resale-list/ ネット上で確認出来る記載ですと上記の物なんかが例にあがります。 内容をまとめると ・2020年9月では生産力向上と生産体制の整理により品薄で買えない状態を解決出来るとしていた ・2021年になると新工場は海外需要拡大に対応する意図もあったと判明 ・複数の模型取扱店が小売店への出荷数が減らされ、発注した製品が十分に届かないと主張を始める ・ガンプラ販売比率は海外の割合が大きくなり現在は50%にもなった ・プラモデルの出荷数や海外輸出量は現在進行系で増加傾向にある となります。 これに加えてガンダムベースの店舗数が近年拡大し続けており 現在は国内外を合わせて12店になりました。 ガンダムベースは「欲しいガンプラがきっと見つかる！」をキャッチコピーにしているように既存製品から新製品までを取り揃え ネット上で現在の在庫有無を確認する事が出来る上、それらの再入荷も早いスパンで行われます。 その他の模型取り扱い店では数個入荷出来るか出来ないかの新製品も ガンダムベースでは数十から百個前後は入荷され、数日ごとに次の販売分が並ぶのは広く知られてますね。 これらの情報を踏まえると 出荷数が絞られているとする国内の模型取り扱い店の主張が嘘ではない事が分かります。 私自身も複数のプロショップ(バンダイ公認店舗)や模型取り扱い店に確認を取りました。 そちらでも小売店への出荷数がカットされている事が確認出来ました。 ・国内の小売店への出荷数削減 ・増え続けるガンダムベースへの出荷や製品補充は行われている ・海外への輸出販売数は増え続けている と言う3つの現状が同時に存在してるのは確実でしょう。