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今年からお聴聞などを本格的にさせて頂きましたが、さいきん私生活で少し問題が起こり(お軽同行と同じような状況でございます)、途端にそのことに心とられて何も手につかず、平常時はありがたいなぁと思っておりました仏法も、今は聞いても苦しくなってしまう始末です。この苦しい心を阿弥陀さまに処理していただきたいという思いでお聴聞しましたが、どうにもならない心と燃えたがる愛憎の気持ちが変わることはなく、お聴聞しても煩悩が邪魔をして教えが入ってこなくなってしまいます。お聴聞させていただく姿勢としてこのような姿勢は改善した方が良いのでしょうか。

愛と憎しみの波は消し去ろうとして消せるものではありません。それらを消すのではなく、それを越えた浄土に往生させようというのが阿弥陀仏の本願です。 必ず阿弥陀仏は助けるという仏ですから、煩悩が起きるのは気にせずお聴聞して下さい。

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