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はじめまして。回復期の心臓リハビリテーションが算定できるようになりましたが、CPXも入棟時、入棟中に実施することが望ましいとあります。回復期リハビリの心リハは人員的な問題などハードルもあると思いますが、そもそもCPXをかけれるような方がいると思いますでしょうか。できる、できないの判断基準などあれば知りたいです。

ご質問ありがとうございます。 回復期リハにおけるCPXの実施については、病前のADLなどが参考になるかと思います。 もともと重度のフレイルや要介護状態であった方はCPX実施は困難でしょう。 一方で若年やもともとのADL自立者だがICU-AWなどの重症患者で、回復過程で転院してきた方に関しては状態に合わせてCPXを行う意義は高いと思われます。 ただ、安静時の呼気ガス分析を行うだけでも、周期性呼吸変動の有無やETCO2の低下などから心不全の重症度や治療による改善を見ることも可能ですので、そういった使い方であればアリかもしれません。 または携帯型の呼気ガス分析装置を用いれば歩行や可能な負荷からATを推定/測定することも可能かと思います。携帯型呼気ガス分析装置は通常のCPXにも使えますので、それを兼用で使うということも考慮してもよいのではないでしょうか?

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