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こんにちは。乳海攪拌を2年ほど“にゅうかいじゅばん”と発音していた自分に気づいて心底恥ずかしかったです。これでよくぞ文系で通ったものだな、と。
質問なのですが、ヴィシュヌのアヴァターラのパラシュラーマについてです。“パラシュ(斧)を持ったラーマ”という意味ですが、シヴァの半化身のアシュヴァッターマンとは異なり生まれつきの持ち物ではなく、修行時代(確か)にシヴァからプレゼントされたのがその斧だったと思うのですが、元はただの(?)ラーマという名前だったのでしょうか?同じくヴィシュヌのアヴァターラに同名人物がいるので紛らわしいですね。あっちの方はラーマ・チャンドラの異名があるのでしたっけ?だんだんと混乱してきました。煮え切らない質問ですが、LRさんの反応をお待ちしております。

パラシュラーマのラーマですね!それより遅くなってすみません、お知らせメール見逃してた!! 乳海襦袢だと、ミルク色襦袢のしどけないお姉さんのお乳がこぼれそうではありませんか、けしからん! こんな細かい字拡大しないと読めないので無罪です。 ミルキーお姉さんの妄想でまったりしたいところですが本題に戻りますね。 パラシュラーマ parashuramaのラーマですが、ここでサンスクリット語の辞書を引いてみましょう。 Sanskrit-Englishですががんばります。 まず「parashu」 parAsu:dead/dying。parazu:axe  パラシュラーマのパラシュはparazuなのですが、パラーシュが「死」ですね。死の斧、って引っ掛けてると思います? 次「rama」 rAma:dark/delighting/beautiful/lovely/black/white  暗いのか明るいのか白か黒かよくわかりませんが、輝くように美しいみたいな。  美輝ですね。読みはヨシテル君の方がちょっと好みです。  ということで、輝くように美しくみんなに愛される子になりますように、という一般的な名前だったのではないでしょうか。  もう今になってはラーマはラーマ王子、パラシュラーマはパラシュが本体(と言いたいところですが、パラシュはガネーシャにあげた(返した)説もあるので言わない)  パラシュラーマ、なるべく調べたくない方の一人なんですがすごいですよね。  父の牛を王に連れて行かれたので、取り戻しに行って王とその供回り惨殺。  帰ってくるなり人殺しは巡礼の旅に行け(はよ逃げろ)と父に言われて素直に一年間巡礼してきたところ、父は王の子に殺されていた。怒ったパラシュラーマは当然敵討ちに行くけれどその間全てのクシャトリヤ殲滅を誓い、実行。 21回も攻め込み一人で全てのクシャトリヤを殺した。  この21回は敗退や攻めあぐねたんじゃなくて、一度行って戦える者全て殲滅→おなかの中にいた子が生まれた頃にまた行って皆殺し→女しかいなくなるまで皆殺しの繰り返しで21回。  何とか子孫を残そうとするクシャトリヤの生き残りの女にバラモンをあてがい、全滅したクシャトリヤの男の代わりに全てバラモンの子を産ませたのでした。  …その大絶滅から立ち直ったクシャトリヤのラーマと対峙したり、カルナを教えたりしとるのです。いろんな意味で立ちふさがる役割りですが、尊敬を受けている聖仙であり、後には神の化身とされるのです。モンスター扱いじゃない。 普段あんまり調べないところ調べられました、ありがとうございます!後でリンクや画像なんかをブログにのせます。

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