
アドベンチャーゲームをTRPGに落とし込むということを意識して執筆しております。 メリットとしては… 「従来の選択肢による会話ではなく、自分の声や自分の言葉での会話が可能」/「PCの掛け合い次第では多くの名シーンが生まれる」/「アドリブや改変が可能なためPCの性格に合わせ、NPCの態度が変化」/「より身近に感じるマルチエンディングや推理要素」 としたものが挙げられると思います。一方でデメリットももちろん存在します。 従来の CoC(主にクラシック系)に比べればストーリー性が強いため“自由度”が少ないと感じる方も少なからずいらっしゃいます。 そういった方達へ向けて「ストーリー性の薄いシナリオ」も執筆しておりますのでご興味があれば「サンドリヨン」/「犬猫戦争」/「せとはか」等で遊んで頂ければ幸いです。 アドベンチャーゲームに比べTRPGの性質上、自由度は比較的に上がっているはずですが…ストーリー展開が決まっていることから全体の自由度はクラシックシナリオと照らし合わせれば狭まっているかなとは思います。 しかし、今回完全否定させて頂きたいのは「PCよりNPCをかっこよくしよう」というものになります。自分のPCよりNPCを“かっこいい”と感じてくださったのはある種喜ばしいことだとは思いますが、執筆する際は「プレイヤーファースト」を大切にしております。そのため、思い返して頂きたいのですがNPCが目立つシーンよりも遥かにPCが目立つシーンの方が多く執筆されているはずです。ラスボスと対峙するのはPCであり、トドメを刺すのもPCであり、選択を問われるのもPC、秘密を抱えて開示するのもとなります。文字に起こせば明らかにPCのセリフ量の方が多いためKPの回し方によってはRP過多に陥りプレイ時間が想定より延びるといった意見をよく頂きます。 ただそれほどまでにプレイヤーへの配慮を忘れず、楽しんで頂こうと気を張っております。確かにストーリー性を大切にしているためNPCにフォーカスを合わせるシーンも存在はしますが、PCの活躍に比べれば微々たるものです。描写やNPCのセリフによりPLが喋れないという場面はなるべく抑えようと考え、問いかけによる会話、ダイスを振って頂くシーンを差し込みスポットライトをPCからなるべく外さないことを念頭に執筆しております。ただ至極当たり前のことですが、これらはPCが喋らなきゃ成り立ちません。 総括致しますと、RPが苦手という方、クラシックシナリオの方が好きという方からすれば満足に楽しめない作品だと思います。しかし、オープルワールドゲームばかりでは飽きてしまったり、たまには別ジャンルのゲームがしたいなという気分があると思います。または、元よりアドベンチャーゲームが好きという方を層としてろっしなりおは執筆しております。場面が整われているのでRPがし易く、1から100を作るという負担を50から100にすることで手頃にかっこいい場面が 作れると思っております。「小説をなぞっている」といった表現をされていましたが、あながち間違ってはいないと思われます。 ただ、ろっしなりおに関してはその小説が穴あきになっております。そのシーンではどんな展開にするのか、このシーンでは何を紡ぐのか、そして終盤につれて何を選択し、ラストはどこへ辿り着くのか。プレイヤーが揃って初めて、KP含めみんなで自分達だけの物語を紡ぐことができるものだと思います。未完成な物語を自分達の色を出して完結させる。そう言った意味では従来のCoCと向いている方向性はさして変わりません。 恐らくはやんわりとした批判のつもりで送ったメッセージだと思われますが、最近また別の悩みを抱えていたところでしたので、こうして言語化することで自分の指針とすべき道が定まった気がします!少しだけ助かりました! ストーリー性は強いと思われますが、飽きさせないストーリー展開ではあると自信持って言えるのでまだ遊ばれていなければ気分が向いた時にでも「魔法少女-今日だけキミがヒロインです-」や「序列祓魔-神を殺す祈祷術-」で遊ばれてみてください✨ この度は、長々と失礼しました🙇♂️ また遊んだ感想教えてください! 貴重なご意見ありがとうございました!
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