2/26

指定校推薦などという、模試でも判定が取れていない、学校でも最後の最後に先生のお情けで内申点とったような人達の枠を増やして、
逆に努力もして、模試でも判定出して、センター、他大の勉強もした一般入試枠を減らすのは何故ですか?
正直、自分の高校では、上記のような指定校推薦もらって二学期からは遊び呆けている奴が大量にいます。彼らはセンターですら6割を取っていません。指定校推薦の全員がこのような状態ではないと思いますが、明らかに一般入試の人の方が学力も努力も優っていると思います。
この辺りのことをどのようにお考えですか?自分としては、指定校推薦の枠を増やすことで、一般入試の倍率が上がり、実質偏差値は高くなるとは思いますが、学校としての学力は年々落ちると思います。指定校推薦などの、学力入試を経ない入試形態は即刻廃止して頂きたい。
多様性が〜とか、指定校の人は高校1年から努力していた〜、とかそういう答えは求めていません。現在の学力を一番重んじられるべきではありませんか?
自分の高校から、貴学に指定校で合格した人たちは、一般入試では必ず不合格、現在は遊び呆けている面々ばかりです。

真摯なご意見をお寄せいただきありがとうございます。お返事が遅くなってごめんなさい。本件、担当部署である入学センターにも共有させていただきました。現在入試期間中ですので、担当部署は個別の対応には応じられない状況です。私の方にいただいたご質問ですので、当方でお返事させていただきます。なお入試に関わるご意見の窓口は入学センターになります。今後は入学センター(075-465-8351※休業日を除く、月~金曜日 9時00分~17時30分)も併せてご利用いただければ幸いです。 さて、おっしゃっている点は心情的にはよく理解できるのですが、三点ほど少し違和感を感じる点があります。まず一点は一般入試、附属校進学、指定校推薦、スポーツ・文芸入試の比率はここ数年崩してはいないという点です。指定校は取り消すこともあるので、その分をどこかに割り振るなど、各枠内での調整はしてので、高校によっては増えている学校もあるかもしれませんが、全体の比率は崩してはいません。 二点目は推薦合格とともに、勉強することをやめてしまう人が一定数いるということがあるということですが、彼らはまだ大学の所属ではなくまだ「高校生」であるという点です。指定校推薦での合格者の学力について、ご指摘のとおり、推薦合格後高校の勉強をおろそかにしてしまうという人がいる。ということは私もたいへん問題だと感じています。大学側もプレエントランスデーでの教育や事前課題を与えたりして、入学前教育を施そうとしています。しかし残念ながら、彼らはまだ大学生ではありません。高校生なのです。大学からは課題を出したとしても強制力はなんら持ちません。高校で学ぶ意味が結局、大学へ入ることへの受験勉強が目標になっていることがよくないのですが、高校で身につけるべき学力は大学合格がゴールではないはずです。高校で身につけるべき学力をつけていただくのは大前提ですし、そうでないと卒業の判定ができないはずです。推薦で大学入学が決まったのであれば、むしろ受験に縛られない期間にしか学べないことに取り組むこともできます。受験に縛られないことを活かした学び、例えば、高校の正課でじっくりと深めたい教科を極めたり、クラブの後輩への指導、短期での留学や、ボランティアや社会活動といった正課および正課外の学びを深めるあるいは取り組んでくれることを期待しています。それが高校までの「教えられる学び」ではなく、「学生自らが主体となり学びとる大学での学び」への転換の素地となるからです。ご指摘の点である実際はそうなっていなく、正課にも正課外にも取り組まず、遊び呆けているというのであれば問題だと思います。ただこれも「高校生」の学習の問題であるので、教育の責任の当事者は高校側ということになります。しかし大学側にとってもきわめて大事なご指摘でありますので、しっかりと受け止めてしかるべき部局と問題意識を共有したいと思います。 三点目は「学校でも最後の最後に先生のお情けで内申点とったような人達」というご評価ですが、立命館には高校側からそういう評価の生徒を推薦いただいているという認識はありません。立命館が認める基準の生徒をご推薦いただいているという認識です。もしそれが事実であれば、高校側からの虚偽の推薦という由々しき事態ですので、もし根拠等をお持ちであり、ご提供いただけるのであれば入学センターと共有し対応を検討したいと思います。 ご意見いただきありがとうございました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク