県民投票は、基地問題だけではなくさまざまな課題、問題が争点に掲げられる通常の選挙と違い、「国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立て」をどう考えるか、という、一つのテーマに対して県民の意思を問うことになります。 これまでの選挙でも基地建設に対する姿勢は争点に上がっており結果によって県民の意思は何度も示してきていると理解しています。ですが今回はその一点に絞って県民の意思を聞いており、民意として示すことができる好機だと理解しています。 さらに県民投票を通じて、基地建設のために辺野古の海を埋め立てることをどう考えるかという議論が県民の中で交わされ、国内外の人々にもあらためて沖縄の基地問題や県民の民意について考えてもらうことにもつながるのではないかと期待しております。そのようなことも県民投票の意義ではないかと考えております。