個人的な意見としてお答えさせて頂きます。 　まず男子校についてですが、異性が居ない分周りの目を気にせず色々なことに集中できるという点が一つ大きなメリットとしてあるかと思います。思春期のほぼ全ての時期を、異性が近くにいない環境で過ごすことは、良くも悪くも将来に大きな影響を与え得ることだと思います。 　逆にデメリットとしましては、男性しかいない環境の中で、そこに心地よさを感じすぎてしまうことがあると思います。男子校はいわゆるホモソーシャル的な要素が醸成されやすい環境であり、そのような環境で6年間過ごすことは自身に多かれ少なかれ影響を与えてきます。ですが結局のところその「桃源郷」は6年間しか続かず、大学や社会に出れば当然異性とかかわる機会も増えていきます。そういった中で一部の男子校出身者は環境が変わっても立ち振る舞いを変えず、男子校グループの中でのみ関係性を築くようになるという話は周知の事実かと思います。当然そういった人は少数派ではありますが、そういう側面があるということも念頭に置いていただけると良いかと思います。 　また、女子が好きだから共学に行くというのも学校を選ぶ立派な理由の一つであり、質問者様のご子息が心からそう思っておられるのであれば良いかと思います。共学には共学の、男子校には男子校の良さがあるので、それぞれのメリットとデメリットをきちんと吟味した上で志望校を選べば実りある中学、高校生活が送れるかと思います。 　ただ、質問者様のご子息は小学4年生とのことですので、その時期であれば共学、男子校のどちらかに絞って志望校を考えるというよりかは、文化祭や学校見学、資料請求などで様々な学校の校風、先生や生徒の様子を知った上で、ご子息と相談の元志望校を決めてみるのもいいかと思います。(既に行われていましたらすみません。) 　長くなってしまいましたが、ご子息の志望校が円満に決まり、無事第一志望校の桜が咲くことを祈っております。