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早稲田法学部2年の者です。法曹コースについて質問です。法曹コースGPAが2.7ほどなのですが、早稲田ローの憲民刑の3科受験は可能だと思われますか?また、予備校に入っていないのですが、ロー進学のみを考えた場合今から入るメリットはあると思いますか?

講座を出す立場に基づく回答となりますが、予備校で講座を受講するメリットは、①試験に必要な点を、要領良く、かつ効率的に学ぶ点(もちろん教える側が、どれだけ分析・理解しているかに左右される)にあると思います。 また➁特に初学者や理解が不足している人などについては、予備校はその水先案内人(要はガイド)としての役割を持つこととなります(基礎講座~論文演習の過程を前提)。 例えば、泳ぎ方を学び実際に選手として泳げるようになる方法としては、(1)水泳教室で習いながら、小学生でもわかるように本についてはマーク箇所1つ1つ教え(もちろん予備校講師による)、かつ段階的に実践する方法もあります。 他方で(2)分厚い教本を与えられたうえで、それを予習復習し、理解していることを前提に最初から深く教える(大学学部。勿論教員にもよる)という方法もあります。 全体を広く学ぶ・説明がわかりやすいという点では予備校が優れている反面、専門知識を深堀するという点では、研究者教授による大学の講義に勝るものはありません。(もちろん、たとえば大塚先生のように、大学における教員経験のある予備校の先生もいらっしゃいますが)。だからこそ、理解力に応じて、また理解を深めてから聞くと、特に威力を発揮するわけです。「なるほど、(深堀するとこの理屈は)そういう問題があったのか・そういうことだったのか」と思うことも多々あるでしょう。 つまり、予備校は、大学の授業料と別途金員を支払うわけですし、それに見合う効力、具体的には効率よく学ぶという点では、非常に優れています。 物事の対処方法は普遍的なものはありません。したがって、このような違いを理解したうえで、自身にとって予備校が有益か、それとも必要ないかを判断するとよいと思います。 但し厳密には在学中に通うのは、課題など含めかなり忙しいと思います(もちろん大学にもよるが)。そのため、個人的には夏休み等期間に利用するか、または単科で自分にとって必要不可欠な・苦手な科目のみ習得するというというスタンスでよいように思えます 前段については、まずは公式には公開されていません https://www.waseda.jp/folaw/gwls/news/2021/08/26/10784/ そのうえで、学内の説明会があると思いますが、その際に具体的に教えてもらえると聞いています(かつての合格者受講生より) そのうえで、2年度前の2023年度入試では、法曹コースGPA2.5前後・4年生在学者でも、内部法曹コースルートでワセローに合格しています。 そのうえで、もちろん出願者の水準(相対評価)にもよりますが、決して不可能な水準ではありません もっとも現在2年生とのことですので、まだ成績評価は3年前期も対象と思います。そこでGPAを上げるというスタンスで勉強すれば、合格の確実性等が増すと思います。 そのため慢心ないし諦めることをせず、最後まで法曹コースGPAを伸ばしてみてください

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