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20代前半でまだまだ勉強中の者です。

「そもそも海外にリフレという概念はない。リフレ派の政策は、欧米では標準的なマクロ政策だ。日本の緊縮論者がリフレ派とレッテル貼りしていてたいへん迷惑だ」という言説を時折みますが、

リフレ=標準的マクロ政策という主張に対して、どのように反論すればよろしいのでしょうか?

自らリフレ派と散々名乗っておいて、何をボケた事言ってるの?と回答せざるを得ない事ですが、そうでなければ、対象が定かでないのにレッテル貼りなどできないでしょう。また、リフレ派はリフレとは何か自らは詳細には明らかにしていませんから、リフレとは何か?どこが世界標準か?と問う事もできますが、まともな答えは期待できません。それが従来的なマクロ安定化政策を意味するなら、そもそもリフレなどという必要はなかった筈です。本質的な問題は、ゼロ金利に到達した後の金融政策のあり方及び効果でした。リフレ派は、デフレは貨幣現象でマネーを増やせば期待インフレが起こる事を主張しました。そのような世界標準な理論はありません。そもそもゼロ金利下の金融政策の世界標準などありませんでしたから、リフレ派が世界標準というのはおかしな話です。

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