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タグ付け棲み分けでは和名の意味する加虐性が廃れていくだろう。一方、書き手が「正当な理由」で和名を使用した場合、その理由が他者にとって差別的に映る可能性もある。

ディズニーですら時に苦慮する差別問題を、一ファンダムで解決できるのか。現状では未来永劫解決できないと思っています。

そうですね、私たちは大変難しい問題に立ち向かってしまった、というのは間違いありません。そして、これは、一ファンダムの問題ではないために、事態はより深刻なのです。 解決、と言う言葉には、二つの意味があります。 1 問題のある事柄や、ごたごたした事件などを、うまく処理すること。また、かたづくこと。「紛争を解決する」 2 疑問のあるところを解きほぐして、納得のいくようにすること。また、納得のいくようになること。(コトバンク「解決」https://kotobank.jp/word/%E8%A7%A3%E6%B1%BA-457135) 正直、1の意味での解決は、難しいです。これは一ファンダムの問題ではなく、日本と言う国、ひいては世界的に蔓延した差別主義に関わる問題であるからです。私たちは考え続けなければならない。注意深く、自らの行いを顧みなければならない。 しかし、2の意味、つまり、「なぜ、アシㇼパさんの和名を安易に使用してはならないのか」という疑問について、言葉を尽くし、説明し続けることはできます。理解してくれる方も多いと、私は感じています。 私の好きな曲の一節に、「何回だって言うよ、世界は美しいよ。君がそれを、諦めないからだよ」という言葉があります。それは、こう続きます。 「永遠なんてないとしたら、この最悪な時代もきっと続かないでしょう」。(羊文学「光るとき」)

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