10/16
トラウマの心理教育では、トラウマがあると耐性領域の幅が狭くなるという表現をします。 ある刺激を受けたときに、その刺激が耐性領域に入っていないと、その刺激になれていかないのです。逆に、その刺激が耐性領域に入っていると、慣れが生じて、逆に耐性領域が広がります。 例えば、トラウマによって人が怖いと訴えるひとに無理矢理人に会うようにさせても、耐性領域を超えてしまい、なかなか慣れないのです。それよりも、安心できる人、一緒にいてもいい人と過ごしてもらった方が、耐性領域の中にいるので落ち着けます。そうしていくと、『怖い人にあっても、私には安心して話せる人がいる』となり、耐性領域が広がり、苦手な人と話せるようになります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
※利用規約、プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください
スポンサーリンク