
片足でやる種目(ランジや片足のスクワット)は絶対必須の種目ですが、多くの選手は間違った取り入れ方をしている場合が多いです。 片足でやる種目のメリットは ・片足ずつやるので左右を満遍なく鍛えられる。 ・動作が単純なので狙った筋肉に効かせやすい。(投手の場合ケツとハムをダイレクトに狙うパターンが多い) というのがよく言われますが実は間違いです。 片足でやる種目が取り入れられる多い理由として「スクワットなどの両足で行う種目だとどちらかの股関節がうまく使えず得意な側の足ばかりに効く」があると思いますがこれ落とし穴です。 そもそもデメリットの方が多く、主に ①アンバランスで左右差の大きい発達をしてしまいやすい。 ②高重量が扱えない。 ③動作の自由度が低い。 の三つが挙げられます。 ①アンバランスで左右差が出やすい。 →スクワット等で左右の股関節がしっかり使えないからそれらを行うのであれば同じように得意な足ばかり発達することになります。 例えば、不得意な足が右足だったとします。 これはそもそも右足のコンディション不良といえますので、何をどうしても右足の発達というのはだいぶ遅れてしまいます。 この状態で右足を前に出して左足を引いて行った場合、右足のみに負荷がかかるように見えますがこの負荷はほとんど身が足に入らず、引いている左足の、それも前のももばかりに入ってしまい余計に左右差を大きくしてしまうわけです。 ②高重量が扱えない。 →そもそも片足でやるのでバランスを取ることに執着してしまう種目になりがちなので高重量を持てば持つほど怪我のリスクがあがりやすい種目です。 ③動作の自由度が低い。 →バーベルを担いで行うパターンもありますが、多いのは両手にダンベルを持つパターンだと思います。ただ、これだと膝の動きがダンベルに阻害されてしまい股関節の動きを大きく取れません。ここが正直1番きついデメリットだと思います。 こうなると膝がニーインしやすくなってしまいケツとハムに入りづらくなります。 ただ、この三つはあくまで「ケツとハムを狙った場合の種目」としてのデメリットです。 そうでないポイントを狙う場合は投手には必須の種目になります。
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