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質量保存則について話題になっていますが、天動説が誤りと教育されていることについてはどう思いますか?現代の物理学では座標の原点はどこに置いてもよくて、地表に原点を置くなら天体が動いて見えるのは紛れもない事実ですよね。当時のヨーロッパでもそうやって周転円軌道などを使って惑星の動きの予言に成功してましたし(少なくとも当時の測定精度の範囲内では)。「太陽を原点に置いて地球が動くように見方を変えることもできて、そうすれば惑星たちの動きを表す数式が簡潔になるよ」「当時の宗教による地動説派への言論弾圧は非人道的だったよ」の2つは教えてもいいと思いますが、だからといって天動説を誤りとするのは科学的に正しくないんじゃないでしょうか?

事実、小学校では天球の概念を使った理科教育が実施されていて、これは天動説的な指導と言えます。「天動説は間違い」という言い方はあらぬ意味をも含みますので注意が必要でしょうが、問題は、そのような複数の世界認識の切り替えを児童に求めることなど本当に可能なのか、いたずらに負荷をかけることにならないか、という点でしょうね。

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