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スプリング式空気銃は反動があるから当たりにくいと聞きますが実際どうなのでしょう?散弾銃も火薬の反動がありますが、それとも違う制御しにくい独特の反動なのでしょうか。

全て「その通り」です。 装薬銃の話からしますが、これらのほとんどは、銃口から弾が出てから大きな反動がきます。反動の立ち上がり方が緩やかなんです(人間の時間軸からすると一瞬ですが)。それに比べてスプリング銃は、ピストンが前進するときに反動があり、それがシリンダー内を前進して空気を圧縮し、自ら圧縮した空気がエアスプリングになり、反対側へピストンが押し返されます。その頃やっとペレットが動き始め、栓がなくなって圧が下がったシリンダーの壁へピストンがぶつかります。このように二度の反動があるのに、ペレットはまだ銃身内を進んでいる最中なんです。その間に銃身がブレるので、プレチャージ式やポンプ式に比べると命中精度が悪くなります。そして、火薬の反動よりスプリングの振動の立ち上がり方があまりにも急なため、装薬銃で問題なく使えるスコープですら、数発のうちに壊れ始めます(実験しましたが、本当に何度も壊れました)。

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