7/14

「ルールの裁定はGMが正しい」というTRPGの鉄則がありますが、その場のプレイヤーが楽しめなくなるような、ルルブ上推奨されてない裁定をGMがした場合でも、泣く泣く言うことを聞く他ないのでしょうか。
このあたりをGMに意見したら「ゴネないでください」と怒られてしまって……それからはその人の卓に参加しづらくなってしまいました。

答えはシンプルで、その人のGMではそのゲームを遊ばないということになります。TRPGにはたくさんのゲームがあります。別のゲームで遊びましょう。あるいはあなたがGMとなって遊びましょう。 あなたにとってTRPGは娯楽であり、楽しむためのツールです。 苦しむためにゲームに参加する必要はありませんよ。 正直、ゲームに対するスタンスが合わない人って普通にいます。 私もかつてプレイヤーとして参加したコンベンションで「自分のPCっぽいNPC(超強力なマジックアイテムで武装してドラゴン連れてた)を出してPCを無視してNPCが無双する」というセッションにぶち当たり、ゲームの遊び方レベルでGMと論争になり、セッション中にゲームから降りて家に帰ったことがあります。他のプレイヤーには悪いことしたなぁ。 あの時、むかついてダイスを卓に叩きつけたら、クリスタルダイスが割れたっけ。 もうちょっと本音をいうと、「このゲームのデザイナーである遠藤もこういっている、だから自分が正しい」というあなたの意見の補強に、この質問箱を使われるのはこまります。 そしてその逆に「ゴールデンルールはGMの横暴を無制限に認めるアレすぎるルールであり、そんなものをありがたがる必要はない」という意見の補強につかわれるのも我慢なりません。 真面目に回答するなら、セッションの場で抗議や意見をだしたとしても、GMがその場で出した裁定にはしたがうべきです。それに関する議論は、セッションの外でGMと個人的に行なうべきでしょう。その結果、意見対立を解消できないのなら、そのGMを敬遠するべきでしょう。「敬意は欠かさずに、遠ざけ」ましょう。時間が解決するかも知れません。他のゲームでは大丈夫かも知れません。あなたがGMならあなたのルール解釈でその人と楽しく遊んでください。 あ、これも若気の至りですが、他の人とゲームの解釈(主に世界観の解釈)が合わないので、その人のセッションには参加せず、同じゲームで別の卓を立てて別の面子と遊んだってこともしました。 ま、……こんな自分なので、ゴールデンルールにはいつも助けられております。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク