振った相手を友達として傍に置き続けるって、とても残酷だよ。ちゃんと理解して欲しいから丁寧に説明しますね。ご質問者様って多分、告白してダメだった、はいじゃあ切り替えよう！が出来ちゃうタイプの人間だからこそ、もしくは狂おしいほどの恋慕の情を持ったことがないからこそ、こんな想いを持ってしまうんだと感じます ただ世の中にはその切り替えが出来る人間は、性別を問わず多くありません。 告白して振られて出来た大きな傷は、すぐに言えることなくうずき続けます。思い出、後悔、希望の喪失、これからの心配。そしてそれは、告白した相手を目の前にするとより大きな痛みが生じます。 友人関係を続け、今後も引き続き会っていくというのは、その傷を刺激する行為そのもの。 さらに 近くにいて、こんなに親しいのに想いが実ることの無い辛さ、一方通行の空しさ、そういったものを相手が何とも思っていない事への妬み…そういったマイナスの感情を喚起し、別の傷を作り、抉り続けるんです。 だからこそ「友達としてこれからも付き合いたい」は残酷な答えになり得るのです。だからこそ彼は「隣にいるのは辛い」と離れていったのでしょう。 ご質問者様がすべきだったのは、最初の大きな傷が癒えるような時間、彼自身が今後どう自分の気持ちを整理してご質問者様に接するべきかを考える時間を作る事だったんです。 もちろんこれは、彼が切り替えることのできないタイプだったからこその、結果論的な話です。 切り替えの出来る人間や、痛みを無理やりにでも飲み込める人間、今後のチャンスに繋げられる人間に対してはご質問者様の対応でも問題はないです。 それを事前に見分けることは難しく、ガチャ的な側面を持つのではないかと私は感じる次第です。 彼が自分の気持ちを整理できた時に、また友人関係を築けることをお祈りします