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はじめまして。日本古代史を研究しています、田村葉子と申します。不勉強のために素朴な質問を誠に申し訳ございません。①「神道」の成立時期は、教義が成立した中世という見方と、初めて仏教と分離し、国家神道が成立した幕末から近代という見方に別れますが、教義の成立をもって中世に「神道」という一宗教が成立したといえるのでしょうか?②これを受けまして、そもそも宗教の定義とはどのようなものでしょうか?不勉強ゆえに陰陽道が特にわかりません。③井上寛司さんは、神道・仏教・陰陽道など融通無碍であることが日本の特徴と述べていたと記憶しております。誤読がございましたら申し訳ございません。これについては中国の『西遊記』に仏教と道教神が混在するのをみても多神教世界ではよくあることではないかと思うのですが、他の国ではいかがでしょうか?④中世の天皇と宗教の関係についてもお教え願えれば嬉しいです。中世は相対的に古代国家よりも権力の一元化支配が最も弱くみえます。法親王や後醍醐天皇の肖像画などから古代国家の法支配にかわって、宗教支配が前面にでたようにも思えるのですが、そのあたりはいかがでしょうか?お言葉に甘えてつらつらと駄文を申し訳ございません。ご多用の折にご覧下さってありがとうございました。

すみませんが、シンポ「日本中世思想史研究に明日はあるか」に直接関係する質問をお願いいたします。

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