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こんにちは。私は地方で、5年以上付き合っている彼氏といつかは結婚(事実婚)することを前提に同棲中のアラサー女です。
共働き&家事負担はほぼ半々で、日々楽しく快適に過ごせているのですが、ひとつだけ、気にかかることがあります。

彼氏は、家ではとある人気配信者の配信を四六時中と言っていいほどよく視聴していて、嫌でもその内容が耳に入ってきます。また、彼氏との会話中でも度々その配信者についての話題が上ります。確かに配信は面白いし私も時々一緒に笑いますし、そのこと自体は問題ないのですが……。
たまに私のYouTubeのおすすめ欄にその配信者のミソジニー発言が切り抜かれた動画が流れてくることがあり、見なければいいと思いつつ、つい昨日その動画を見てしまいました……。視聴者層はやはり男性の比率がかなり多いようで、コメント欄もちょっと前のインターネットではよくあったホモソーシャル、ミソジニーの空気感を色濃く残しており、正直げんなりしました。

そうした発言を忌憚なくできるからこそ面白いし人気があるということも理解できますし(彼氏は他にもネトフリの、最近のポリコレ的にはちょっとアレなお笑い番組もよく視聴してます)、私自身も表現規制反対派なので、その配信者に対してミソジニー発言をやめろとも彼氏に視聴をやめろとも言うつもりはありません。
ただ、基本的に彼氏はフェミニストのことをよく思っていないようで(その配信者の影響だけではないと思いますが……ネットで目立つ一部のラディカルな意見など……)、過去にふとフェミニズム系の話題が上った際、時には別れ話に発展するほどの口論になったことも何回かあったため、どうしてもポジティブに捉えることは難しいです。

もしこんな状況に置かれた時、青柳さんだったらどんな風に気持ちを整理しますか? やはり「好きな人が好きなものを自分も好きにならなくていいけど、それを『好き』という気持ちは大切にする(蔑ろにしない)」というスタンスでやっていくしかないのでしょうか……。あとYouTubeの過激なサムネイルに釣られない(自戒)。

これ受け取ってからメチャクチャ悩みました。 大前提としていまの20代~30代前半までの男性は「損をしている感じ」を持っていると思っています。地域によって多少傾向の違いはありますが、基本的には男女平等の教育を受けており、出産などがなくお互い正社員であれば賃金の差もそこまでありません。一方で恋愛市場では(特に経済的に)女性が有利のように見えています。そうすると女性嫌悪や女性差別の訴えは実感が持てず、実力主義やネオリベ的な価値観で回収されます(これは男性だけじゃなく女性もそうなることがあります)。またフェミニストの中に過激な訴えをしている人がいるのも事実です(※でもこれはどこも同じで、どの主張をしている集団の中でも過激な訴えをしている人はいます。女性嫌悪集団の中では殺人や暴行などのヘイトクライムをしている人が生まれていますが、それをもって「女性嫌悪は過激な人がいるから間違っている、やめよう」と女性嫌悪思考をやめる女性嫌悪者は少ないでしょう)。 私は全てが過渡期だと考えているので、短期的には相手を諦めることがあります。ということをやる人間だというのを前提に答えますと、 ・家事を半々で楽しく過ごせているのであれば、相手は自分に対してジェンダーバイアスなく接していると思う ・ずっとその動画を見ていてそれを受動視聴している状態であれば、イヤホンなどをしてもらう(聞きたくないことが飛び込んでくる状況をやめてもらう。一緒に見るというときはイヤホンなしで見る ・配信者の話題でそれはミソジニーだな~と思うことを彼氏が話していたら「それを聞くと嫌な気持ちになるのでもうその話やめて」と言う。議論になって論拠とかを聞かれたら本の一節などを見せるといい(質問主さんも論点が整理されているフェミニズムの入門書、学術書を数冊読んでおくと話しやすいです/口論になるとお互いが「相手を打ち負かす」ことをゴールにしがちなので、意見を伝えることをゴールにして、伝えたらさっと引くといいです。また女性が冷静にしゃべっている姿に無意識にネガティブな印象を受ける人は少なくないので、テキストで示せると一番いいかな…という次第です) →→私は大人が考え方を変えるのは非常に難しいと思っています。ただ相手がこちらを尊重しているなら、口に出す前に「これを言うと相手は嫌な気持ちになるかな」と一瞬考えるフィルターをかけることはできると思うんですよね。そのフィルターをかけ続けることで考え方が少し変化することもあると思います。あとYouTubeの過激なサムネイルに釣られない(えらい)。

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