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現代は生きづらいなどとよく言われますが「生きやすい時代」なんてものがあったと思いますか?

一つには幼少のとき親の庇護下にあるが故に豊かに見えた社会と自立し主体として行動するようになった後の社会との比較がそう錯覚させているという面もあるでしょうね。 また、社会が「生き辛さ」を表すことに寛容・容易になったこともあるでしょう。誰かの「生き辛さ」を内的化して増幅してしまうケースもあるように感じます。 しかし、就職・結婚・出産において将来を不安視する若者が増えているのは否定できないでしょう。就職に関しては氷河期の残痕であったり終身雇用制度の崩壊であったりが影を落とし、それに付随する晩婚化も将来への不安要素であると考えます。 主観になりますが、日本の教育に関して言えば国立大学の授業料の高騰にもみられるように退化の一途をたどり、それが学生およびその親世代を苦しめていることも関係ないとは言えないと思っています。

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