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南無阿弥陀仏はそれ自体に働きがあるとおっしゃいますが、

御文章三帖
・この南無阿弥陀仏の六つの字のこころをくはしくしりたるが、すなはち他力信心のすがたなり。
されば、南無阿弥陀仏といふ六字の体をよくよくこころうべし。(中略)
されば世間に沙汰するところの念仏といふは、ただ口にだにも南無阿弥陀仏ととなふれば、たすかるやうにみな人のおもへり。それはおぼつかなきことなり。

・しかれば世のなかにひとのあまねくこころえおきたるとほりは、ただ声に出して南無阿弥陀仏とばかりとなふれば、極楽に往生すべきやうにおもひはんべり。それはおほきにおぼつかなきことなり。

南無阿弥陀仏のおこころを、よくこころえてないといけないように仰ってますが?

南無阿弥陀仏そのものに働きがあるというのは、阿弥陀仏のお働きについていったものです。それをこころえたことを南無阿弥陀仏のこころをよくこころえたと言います。

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