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生きる意味とは(哲学)

自分なりの方法で、幸せになるためです。 この世に生まれた理由は『幸せになるため』です。それ以外あり得ません。 「じゃあ幸せとは何なのか?」というツッコミが来ると思いますので、ここでは私が思う『幸せ』について話させてもらいます。幸せの定義は色々ありますが、私は『信頼できるもの』と『バランス感覚』の二つが幸せには大きく関わっていると思います。 まず、幸せな人生には『信頼できるもの』の『量と質』をどちらも高めることが必要です。 信頼できる資産、人間関係、仕事、肉体的健康、精神的健康などの多くの信頼できるものを持っていると、人は幸せに生きることができます。そして信頼できるものの量が多いほど、質が良いほど、より幸せな人生を生きることができます。 これだけでは具体性に欠けてイメージできないと思いますので、資産という観点から信頼できるものの質と量について考えてみましょう。 俗世的な話になりますが、人は3億円ほどの資産をもっていると、お金に対する不安がなくなると言われています。ただしその3億円の資産が現金などの価値が変動しにくいものなのか、それとも株式や仮想通貨などの価値が変動しやすいものなのかで、その資産に対する信頼度が変わってきます。 つまり資産における信頼できる『量』は「3億円」という絶対数、『質』は「価値が安定しているか」というその資産に対する信頼度、だと解釈できるわけです。 ただしご存知の通り、量と質はお互いに相反するものです。ここで必要になってくるのが『バランス感覚』です。つまり、信頼できるものの量と質、そのどちらか一方に偏ることなく『質と量のバランスを取れ』ということです。 私はこれまで数多くの経営者と話してきましたが、その中の一人の方がこのような言葉を教えてくれました。『中道こそが王道である』という言葉です。 中道とは仏教用語で『2つのものの対立を離れ、中央を行くこと』を意味します。王道とは今では「安易な道」を意味しますが、かつては『徳によって本当の仁政を行う者』という意味で使われていました。 つまり『中道こそが王道である』とは、『どちらか一方に偏ることなく中央を行く生き方こそが、トップに立つべきものが目指すべき姿だ』ということです。 量と質。陰と陽。男性性と女性性。肉体と精神、など世の中には様々な対立するものが存在します。しかしそれらの対立するものに影響されることなく、すべての対立の中間を目指して生きることこそが、この世の中で本当の幸せを手にする人々の生き方なのだと思います。 さて、ここまで『信頼できるもの』と『バランス感覚』について話してきましたが、最後にもう一つ、幸せな人生を生きるために知っていて欲しいことを紹介します。 それが『原因と結果の法則』です。結果としての物事が存在するためには、その原因が絶対に必要だということです。私が好きな「鋼の錬金術師」の言葉で言い換えれば『等価交換の法則』です。 「何かを手に入れるためには、その代償として同等のものを必要とする」 この言葉の真意は、『世の中の物事は原因と結果というシンプルな法則で結びついており、その原因と結果は必ず同等のものだ』ということです。 私たちは生きているうちに多くのものを欲します。お金が欲しい、恋人が欲しい、愛が欲しいなど、多くのものを私たちは求めて生きています。しかし多くの人が『原因と結果の法則』を無視するために、求める結果とは全く釣り合わないものを代償として提示します。「神頼み」だとか「運」だとか、そんなものを代償として提示するのです。 しかし本当の代償とは『努力を伴った時間』です。なぜなら、この世の中で『時間』だけが全ての人に平等に与えられた資産であり、『努力』だけが時間を代償として成立させることができるものだからです。 本当に何かを求めるのであれば、それに見合うだけの『時間』を代償として捧げなければなりません。もし本当に幸せに生きたいのであれば、それに見合うだけの『努力を伴った時間』を代償としなければならないのです。 ここまでをまとめてみると、幸せに生きるためには 1.信頼できるもの量と質 2.バランス感覚 3.原因と結果の法則 の3つを十分に理解して行動すべきだ、ということです。 どうかこの質問をされた方が、周りの環境に惑わされることなく、誰よりも幸せな人生の追求のために生きられることを心から祈っています。